映画 記憶にございません☆☆

少し残念な映画です ☆☆

今日から封切りの三谷幸喜脚本監督の「記憶にございません」をなかま16のユナイテッドシネマで観ました。予告編で流れていた「記憶にございません」の国会や街頭演説の場面が少なく、記憶喪失後からの話から始まるので、嫌われ総理のイメージが薄く、素直に入り込めないままに話が進み、最後のどんでん返しになりました。室内でのディーンフジオカと小池栄子とのやりとりもいま一歩でした。悪役の草刈正雄が、悪どい政治家のイメージがなく、中井貴一との対比が弱い気がしました。封切りでたくさんのお客が入っていましたが笑いが出たのが、記者の囲み取材で掃除用具の倉庫に入った場面ぐらいでコメディではない映画でした。今の政治の批判にもなっていない映画だと思いました。

見た後に、中井貴一と草刈正雄の役が反対だったらどんな映画になるだろうと思いました。